• 2020.05.27 2022.05.06

【スポーツベットガイド】キャッシュアウトの種類や使い方を解説

近年スポーツベットを取り扱うブックメーカーやオンラインカジノではキャッシュアウトという機能が使えるようになりました。これはお金の引出しや払い戻しという意味ですが、ブックメーカーでは賭けを途中で下りることができる機能になっています。

この機能によってプレイヤーは賭けの途中でも利益を確定させたり損切りができるようになりました。今回はキャッシュアウトについて知りたい方や本格的にスポーツベットで稼ぎたいと思っている方に向けてキャッシュアウトの詳細を解説していくので、参考にしつつスポーツベットの際に活用してみてください。

ジャック
キャッシュアウトができるとどんなメリットがあるの?
キング
キャッシュアウトをすれば試合中でも利益の確定ができたり、予想が外れそうな場合はさっさと切り上げて損切りができるぞ!
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キャッシュアウトとは?

キャッシュアウトは、簡単に言うと「賭けを途中でやめられる機能」です。

まずキャッシュアウトについて解説する前にスポーツベットの基本ルールをおさらいしておきましょう。ルールは以下の2つです。

  • 「試合開始前」と「試合開始後(試合終了までの間)」に賭けることができる
  • オッズは常に変動し、賭けが的中した場合は賭けた時点のオッズが払い戻される

オッズは試合展開によって変動しますが、賭けた時点でのオッズが有効となります。一度賭けてしまえば、試合前、試合中であろうと基本的にはキャンセルできません。

以前はこのようなルールでしたが、キャッシュアウトが追加され、プレイヤーはどのタイミングでもベットの変更ができるようになりました。そのため、試合結果を待つことなく、利益を確定させたり、一部の掛け金を回収できるようになったのです。

キャッシュアウトの具体例

では、実際にキャッシュアウトがどのようなものなのか、具体例を元に説明していきます。

例えば、AチームとBチームがサッカーの試合を行うとしましょう。まずは双方の戦力差を元にオッズが設定されますが、Aチームは過去1年の勝率が80%、Bチームは35%であればオッズは「Aチーム1.3倍」「Bチーム2.8倍」「引き分け3.5倍」などのようなオッズになります。

もちろんオッズは試合開始前も多少変動しますが、上記の時点でBチームに1万円賭けて予想が的中すれば35,000円が払い戻される計算です。試合開始後はオッズの変動も大きくなるので、仮に前半終了時点で「2-0」でBチーム優勢だった場合、「Aチーム2.8倍」「引き分け4.1倍」「Bチーム2.1倍」のように変わっていきます。

この時点からBチームに賭ければ配当は2.1倍です。しかし、後半15分時点でBチームは控え選手が0、スタミナも限界、かたやAチームは尻上がりに力を発揮するチームだった場合、逆転負けがないとは言い切れません。

Aチームが勝てば予想は外れるので配当は0になりますが、キャッシュアウト機能を使うとBチームが勝ち越している時点で賭けを下り、賭け金の一部と予想が的中した分の配当の一部を払い戻すことが可能です。

キャッシュアウトの際に払い戻される金額の計算方法はカジノによっても異なりますが、最初の予想が的中して得られる配当と、その時点でベットして予想が的中した際に得られる配当などを元に適正な金額を算出しています。

キャッシュアウトの使い方は2つ

キャッシュアウトは途中で賭けをやめる機能ですが、実際にどのような使い方があるかというと「利益確定」と「損切り」の2つのパターンです。

利益確定とは利益が出ている時点でキャッシュアウトをして利益を回収するという意味で、損切りは逆にそれ以上の損失を抑える目的で賭けを下りることを指します。

以下では双方の具体例を紹介していくので参考にしてみてください。

利益を確定させたいときに使う「利益確定」

前述したサッカーの試合のオッズ「Aチーム1.3倍」「Bチーム2.8倍」「引き分け3.5倍」を参考に考えていきましょう。例えば、前半時点でBチームが先制をするとBチームのオッズが下がり、逆にAチームのオッズは高くなります。

前半15分時点だとまだAチームの勝ちの可能性もあるので「Aチーム1.6倍」「Bチーム2.3倍」「引き分け3.7倍」などです。しかし、徐々にAチームの攻撃回数が増え、さらにBチームに退場者が出てくると逆転の可能性も考えなければいけません。

Bチームが勝ち越している状態で賭けを下りればベットした金額の一部と配当の一部が払い戻されるので、最初にベットした金額よりも利益が出た状態になります。終始Bチームが優勢であればあえてキャッシュアウトをする必要はありませんが、負ける可能性もあるのであれば途中で利益確定をすると言う考え方です。

損益を増やしたくないときに使う「損切り」

損切りは損失を大きくしないために使う手法なので、利益確定とは状況が異なります。同じようにサッカーの例を参考にして試合開始前にBチームにベットしたとしましょう。

下馬評通りAチームが先制し、Bチームにはほとんど攻撃のチャンスがなかったとします。すると予想が外れる可能性が高いので2点差、3点差と敗色が濃厚になる前に賭けを下りて賭け金の一部を回収するのが得策です。

前述したようにキャッシュアウトで払い戻される金額はその時点のオッズも考慮されるので、残りの試合時間や決定打が出る前にキャッシュアウトする方が損失も少なくて済みます。

本来であれば予想が外れると賭け金を全て失ってしまいますが、キャッシュアウト機能を使えば多少なりとも損失の回収ができるので、うまく活用することでトータルの勝率を高めることが可能です。

キャッシュアウトの種類は3つ

ここまでは例を上げてキャッシュアウトの特徴や使い方を紹介してきましたが、もう少し具体的にキャッシュアウトの機能を見ていきましょう。キャッシュアウトには種類があり、状況に合わせて使い分けられるようになっています。その種類とは以下の3つです。

・全額キャッシュアウト
・部分キャッシュアウト(パーシャルキャッシュアウト)
・オートキャッシュアウト

ここではそれぞれの特徴を解説していきます。

全額キャッシュアウト

一度何かしらのオッズにベットするとキャッシュアウト可能な金額が表示されます。その金額は予想が的中していれば配当なども含んだ金額になっていますし、予想が外れていれば賭け金の一部が差し引かれた金額です。全額キャッシュアウトをするとその時点で払い戻し可能な全額が払い出されます。

また、カジノによっては試合開始前などであれば賭けた金額を全額キャッシュアウトできるケースもありますが、これは間違えてベットしたときのキャンセル機能のようなものです。

一般的には次に解説する部分キャッシュアウトの対義語のような意味合いで使われます。

部分キャッシュアウト(パーシャルキャッシュアウト)

部分キャッシュアウトはその時点でキャッシュアウトできる金額の一部だけを払い戻す機能です。例えば1万円をベットしてキャッシュアウト可能な金額が3万円になった時点で33%を部分キャッシュアウトすれば元金を回収した状態で引き続きベットができます。

または7割程度の確率で勝ちそうであれば安全策として50%は回収しておき、残った50%で最大限の利益を得るといった賭け方も可能です。

オートキャッシュアウト

オートキャッシュアウトは株式取引やFXなどでいう指値注文と似たような機能で、キャッシュアウト金額がいくらに達したら自動でキャッシュアウトするといった設定が可能です。

一般的にはオートキャッシュアウトを設定した金額に達した時点で全額が払い戻されます。ただし、中には部分キャッシュアウトと組み合わせて金額が1万円に達したらそのうち8千円をキャッシュアウトという使い方ができるブックメーカーやオンラインカジノも存在します。

おすすめのブックメーカーは部分キャッシュアウトが使えて、さらに老舗の上場会社が運営しているウィリアムヒルスポーツカジノになります。

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キャッシュアウトの実践例

キャッシュアウト機能の概要がわかってきたところで、おすすめのウィリアムヒルスポーツカジノを使って実践例を解説していきます。ウィリアムヒルのキャッシュアウト機能は「キャッシュイン(CASH IN)」という名称です。

また、ブックメーカーによってキャッシュアウトができるスポーツや受付時間が異なるので注意しましょう。

まずはメニューにある「オープンベット」を見るとベットしたオッズとキャッシュアウト可能な金額が表示されます。緑色で表示されている「Cash In」というボタンを押すとキャッシュアウト完了です。

その横にある「+」と「-」が書かれたバーのようなアイコンを選択すると部分キャッシュアウトのパーセンテージが選択できます。前述したようにキャッシュアウトをする際は利益確定をしたいか損切りをしたいという目的があるので、以下ではそれぞれの目的に合わせたパターンを見ていきましょう。

利益確定でキャッシュアウトを行う場合

利益確定をするのはキャッシュアウト可能な金額が最初の賭け金を越えていて、勝ち逃げが可能な場合です。うまく予想が的中すれば払戻金と書かれた金額がそのまま払い戻されますが、予想が外れる可能性がありそうな場合は「Cash In」ボタンを押して利益を確定させましょう。

キャッシュアウト可能な金額は試合終了時間が近づくに連れて払戻額に近づいていくので、ギリギリまで引っ張る方が利益は大きくなります。

損切りでキャッシュアウトを行う場合

損切りは予想が外れていてキャッシュアウト可能な金額が賭け金を下回っている場合に損失を抑える目的で行います。利益確定とは反対に予想が外れた状態で試合終了が近づくほどキャッシュアウトできる金額は少なくなってしまうので、早めの決断が重要です。

とはいえ、最初は予想が外れていたとしても試合展開などによっては予想が的中する可能性もあるので、キャッシュアウトをするかしないか、どのタイミングでするかは状況を見ながら見定めなければいけません。

まとめ〜キャッシュアウト機能を使って賢く稼ごう〜

今回は賭けを途中で下りられるキャッシュアウト機能について解説をしてきましたが、これは賭けを途中でやめたい時だけでなく、利益を確定させたい時、損切りをしたい時に有効な方法です。

試合途中で一時的に予想が的中していたとしても最終的に予想が外れそうな時はキャッシュアウトをして利益を得たり、逆に予想が外れて配当が0になりそうな時に途中で賭けを下りて賭け金の一部を回収することができます。

また、キャッシュアウトには「全額キャッシュアウト」「部分キャッシュアウト」「オートキャッシュアウト」といった機能があるので、うまく活用すると株式取引や投資のように利益の最大化、損失の軽減が可能です。

スポーツベットをただのギャンブルとして楽しむのではなく、投資のように戦略的に立ち回りプレイヤーを有利にできる機能なのでぜひ活用してみましょう。

  • キャッシュアウトは賭けを途中で下りる機能
  • キャッシュアウトによって利益確定、損切りが可能
  • ブックメーカーによって全額、部分、オートキャッシュアウト機能がある
  • おすすめのブックメーカーは老舗のウィリアムヒルスポーツカジノ
ウィリアムヒルスポーツカジノの
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