- 2019.10.11 2022.05.05
【バカラ攻略法】当たる確率とハウスエッジから導き出す戦略・考え方
バカラで勝つためには何が必要でしょうか。プレイヤーの中には、ギャンブルなのだから運がすべてだと考えている方も多く見受けられます。
しかし、運がすべてかと言うとそうではありません。バカラで勝つには運の要素に加えて当たる確率とハウスエッジが重要です。それらを把握しておくことで、バカラをより戦略的に楽しむことができます。
そこでこの記事では、バカラにおける当たる確率とハウスエッジから導き出す戦略・考え方についてご紹介します。
コンテンツ
バカラの当たる確率(勝率)とハウスエッジ(控除率)は違う?
結論から言えば、当たる確率(勝率)とハウスエッジ(控除率)は厳密に言うと異なります。これはバカラに限らず他のカジノゲームでも同様です。
当たる確率は、言葉の通りどれだけの割合で当たるかを指しますが、ハウスエッジは、1ゲームあたり胴元に徴収される手数料(割合)で指したものを指します。
例えば、ハウスエッジが5%で設定されているゲームというのは、100ドル賭けた際に毎回5ドルは胴元に徴収されるということです。あくまで割合なので、徴収されていないゲームもあれば、5ドル以上徴収される場合もありますが、平均して胴元側に徴収されているベット額に対する割合をハウスエッジといいます。
当たる確率とハウスエッジの数式を比べると以下の通りです。
当たる確率=(特定の事象/起こりうる総事象)×100
ハウスエッジ=1-還元率(期待値/ベット額)
数式を比べてみると違いは一目瞭然ですね。つまり、当たる確率が高いからと言ってハウスエッジが低いということはなく、場合によっては、当たる確率が低くてもハウスエッジが低い賭け方を選択した方がいいこともあります。
また、オンラインカジノの攻略サイトでよく見られる「必勝法」が考慮しているのは当たる確率です。一方、心構えやリスクなどはハウスエッジを考慮しています。
バカラで勝つ確率
バカラで勝つ確率は、「プレイヤー」「バンカー」「タイ」「ペア」のどこに賭けるかによって異なります。そこで、それぞれの出現率がどれぐらいなのかを計算してみましょう。
一般的なバカラに使用される8Deckのトランプです。8Deckとは、バカラで使用しないジョーカーを除いた52枚を1Deckとし、それを8つ使用するということを表しています。
下記はそれぞれの出現率の計算結果です。
- プレイヤーが勝つ確率:約44.62%
- バンカーが勝つ確率:約45.86%
- タイになる確率:約9.52%
- ペアが出現する確率:約7.49%
これらはいずれも小数点第三位を四捨五入したものです。この出現率がバカラで負ける確率と勝つ確率に直結します。
計算の結果、プレイヤーとバンカーの出現率が高いことが分かります。逆にタイやペアは、プレイヤーやバンカーと比べてほとんど出現しません。
次の項目では、この4つのハウスエッジを計算していくことで、どれくらいユーザーに不利なのか確認していきます。
バカラのハウスエッジの計算方法
先述したとおり、ハウスエッジの計算方法は「1-還元率(期待値/ベット額)」です。今回はプレイヤーのハウスエッジを計算していきます。
まずはプレイヤーにかけた際の期待値を計算してみましょう。期待値の計算方法は、以下の通りです。
期待値=(当たる確率×得られる金額)-(外す確率×失う金額)
それでは、早速プレイヤーに賭けた際の期待値を計算してみましょう。わかりやすいように表にまとめました。(1ドルベットした際の期待値)
事象 | 確率 | 配当 | 期待値 |
プレイヤー勝ち | 0.4462 | 1 | 0.4462 |
バンカー勝ち | 0.4586 | -1 | -0.4586 |
タイ勝ち | 0.952 | 0 | 0 |
合計 | -0.124 |
これでプレイヤーにベットした際の期待値は-0.124ということになります。これは、1ドルベットした際に0.124ドル負けることと同義なので、1ドルベットした際に0.986ドル還元されるという計算になります。(1-0.124=0.986)
つまり、還元率は98.6%です。先ほどのハウスエッジの計算方法に当てはめると、プレイヤーにかけた際のハウスエッジは1.24%になります。
同様にバンカー・タイ・ペアでもハウスエッジを計算し、以下の表にまとめました。
配当 | 勝率 | 期待値 | ハウスエッジ | |
---|---|---|---|---|
BANKER | 1.95倍 | 50.68% | 0.989 | 1.06% |
PLAYER | 2倍 | 49.32% | 0.986 | 1.24% |
TIE | 9倍 | 9.52% | 0.856 | 14.40% |
Pair | 12倍 | 7.47% | 0.896 | 10.30% |
つまり、バンカーに1ドルかけた場合は0.0124ドル、タイに1ドル賭けた場合は0.144ドル平均して胴元に徴収されている確率になります。
勝つ確率とハウスエッジから導き出した戦略・考え方
ここまで、各項目が当たる確率とハウスエッジの計算についてご紹介しました。ここまで見ると、基本的にプレイヤーに不利な条件のように思えます。
しかし、この確率とハウスエッジを超える方法が2つだけあります。この項目では、その2つの方法についてご紹介します。
タイには基本賭けず、勝つ確率を下げない
プレイヤー、バンカー、タイ、ペアの出現率をおさらいしておきましょう。
- プレイヤーが勝つ確率:約44.62%
- バンカーが勝つ確率:約45.86%
- タイになる確率:約9.52%
- ペアが出現する確率:約7.49%
バカラはルーレットとは違い、基本的に当てる確率を上げることはできないので、確率を下げないことだけ意識します。そのため、基本的にはタイに賭けないようにしましょう。
また、バカラでは基本的に勝率を上げられませんが、罫線が読めるようになればどちらが勝つかを予測しやすくなるので、罫線を読めるようになると、バカラをより楽しむことができます。
大数の法則を理解し、ハウスエッジを超える
ハウスエッジなどの確率はあくまでも確率で、相対的な数字でしかありません。そのため、ハウスエッジよりも負けることもあれば、勝つこともあります。
ゲームを長く続ければ続けるほど必ず働くのが大数の法則です。例えば、プレイヤーが勝つ確率は約44.62%ですが、ゲームを始めて3連続でプレイヤーが勝つことがあります。この時、プレイヤーが勝つ確率は100%です。
しかし、何回も繰り返しおこなっていくと、44.62%にだんだんと近づいていきます。これが大数の法則です。
この法則に従うと、プレイヤー側に賭け続けていると、いずれ必ず負け越してしまうということになります。そのため、目標に達したら手を引く、大数の法則が働く前に降りるということが一番の得策です。
まとめ〜バカラは勝ち逃げが得策〜
当たる確率とハウスエッジから導き出す戦略・考え方について理解できたでしょうか。大数の法則から言えることは、バカラでは勝ち逃げが得策であるということです。
そのため、バカラで遊ぶ時にはまず無理のない目標設定から始めましょう。到達したら欲をかかずに、スパッとゲームから降りることが大切です。
勝率やハウスエッジを理解しておくことで、よりバカラを楽しむことができますので、この記事を参考に、ぜひ頭に入れてみてください!
新着記事一覧
-
今からオンカジASPするならウィナーズクリックがおすすめオンラインカジノのアフィリエイトASPはサムライクリック、マネ―クリックだけではありません。ウィナーズクリックという2024年にサービスを開始したばかりの新世代ASPもあります。 ウィナーズクリックの特徴は下
-
GPWA VerificationGPWA Verification
-
ベッティングで勝ちやすいスポーツはどれ?おすすめスポーツ紹介スポーツベッティングとは本来ギャンブルとは無関係におこなわれているスポーツの試合結果を賭け事の対象としたものです。 スポーツ観戦とギャンブルを同時に楽しむことができるのでギャンブラーはもちろんスポーツファンの
-
ライセンスとオンラインカジノ運営の関係性|仕組みや信頼度をチェックオンラインカジノを合法的に運営するには政府もしくは規制当局の発行するライセンスを取得する必要があり、また審査の内容や厳しさは発行元によって異なるためライセンスの信頼性の高さにも自ずと違いが生じてきます。 ライ
-
カジノ初心者は要注意!悪質なオンラインカジノの特徴や見分け方カジノ法案の成立に伴ってオンラインカジノの日本市場は活性化の一途を辿っており、ひと昔前に比べるとオンラインカジノの数は明らかに増加していますが、中にはイカサマや報酬の未払い、カードの不正請求などをおこなう悪質な
-
【ライブカジノVSテーブルゲーム】どちらが勝ちやすいか徹底比較オンラインカジノで遊ぶことのできるカジノゲームにはライブカジノとテーブルゲームの2種類があります。ライブカジノとテーブルゲームにはそれぞれ異なる特色があるため、そのときの気分によって遊び分けている方も多いですが
これ以上は記事がありません
読み込むページはありません