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大きく異なる部分としてはディーラーのホールカードがなく、手札が2枚ともオープンになっている点だな。ディーラーの手の内がわかっているから比較的プレイヤーには有利と言えるぞ！

Double Exposure Blackjackと通常のブラックジャックの違い

まずは通常のブラックジャックとDouble Exposure Blackjackの違いを理解しておきましょう。前述したように大きく異なる点としては「ディーラーのホールカードの有無」になります。他にも配当や勝敗の基準など若干の差はありますが、それ以外のルールは概ね一緒です。

ここではその違いを「配当」と「ルール」に分けて解説していきます。ゲームの流れや基本ルールが曖昧という方は以下の記事を参照しておさらいをしておきましょう。

「ブラックジャックのルールについて詳しく知りたい人はこちら」

ルール

ブラックジャックとDouble Exposure Blackjackのルールで異なるのは以下の3つの内容になります。

• ホールカードがない（どちらもアップカード）
  ブラックジャック以外の引き分けはディーラーの勝ち
  インシュランスがない

以下で詳しく解説していきます。

ディーラーに配られるカードがどちらもアップカード

通常のブラックジャックの場合は以下のようにのホールカードと呼ばれる伏せカードがあります。

【通常のブラックジャックの場合】

これに対してDouble Exposure Blackjackでは両方がアップカードとなっていて、ホールカードが存在しません。

【Double Exposure Blackjackの場合】

そのため、ヒットすべきかスタンドすべきかという判断がしやすいのが特徴です。例えば、最初のカードが配られた時点でプレイヤーの手札が「18」でディーラーの手札が「17」の場合、ディーラーはルール上ヒットできないのでプレイヤーの勝ちが確定します。

逆にプレイヤーが「16」、ディーラーが「17」であればバーストする可能性はあるものの、ヒットしなければ勝てないので選択肢は1つしかありません。このようにプレイヤーにとっては選択肢が比較的はっきりしているという点がDouble Exposure Blackjackの特徴です。

ブラックジャック以外のプッシュ（引き分け）はディーラーの勝ち

通常のブラックジャックでは引き分けの場合は賭け金が戻ってきますが、Double Exposure Blackjackでは「21（ブラックジャック）」以外の引き分けはディーラーの勝ちとなります。勝敗に関してはディーラーの方が若干有利ということです。ただ、ブラックジャックで引き分けの場合は通常と同じように賭け金が戻ってきます。

インシュランスなし

インシュランスとは保険を意味する言葉ですが、通常のブラックジャックにおいてはディーラーの手札がブラックジャックである可能性がある時に追加ベットできるルールです。

上記のようにアップカードが「A」の時にインシュランスをするか聞かれ、「はい」を選択すると最初にベットした金額の半分の額を追加でベットすることになりますが、実際にディーラーがブラックジャックだった場合は配当が支払われます。

例えば、最初に1ドルをベットした場合はインシュランスの0.5ドルを追加ベットすることになるので、賭け金の総額は1.5ドルです。ブラックジャックであればディーラーの勝ちとなるので最初の賭け金1ドルは没収されますが、インシュランスの0.5ドルが倍の1ドルになって返ってくるのでプラマイゼロとなります。

Double Exposure Blackjackの場合は、ホールカードがなくブラックジャックかどうかが一目瞭然なのでインシュランスはありません。

配当

通常のブラックジャックであれば「21」で勝つと配当は2.5倍、それ以外で勝つと2倍となりますが、Double Exposure Blackjackの場合はブラックジャックで勝ったとしても配当は2倍です。

通常のブラックジャックよりプレイヤーが有利な分、配当は少なくなってしまうので注意しましょう。前述したように引き分けも「21」以外だとディーラーの勝ちになるなどプレイヤーが有利になりすぎないよう調整されているので、総合的に考えると必ずしもブラックジャックより勝ちやすいゲームとは言えません。

Double Exposure Blackjackの流れ

ルールがわかったところで、実際にゲームの流れを見ていきましょう。

今回はエンパイアカジノというオンラインカジノのDouble Exposure Blackjackをプレイしながらゲームの流れを解説していきます。エンパイアカジノではDouble Exposure Blackjackが無料でプレイできるので、ゲームの流れを理解して実際に遊んでみてください。

チップをかける

まずはチップをベットしていきますが、一般的にDouble Exposure Blackjackでは最大3箇所にベットすることができます。複数箇所に賭けると負けたときのリスクは大きくなりますが、勝ったときの配当も大きくなるので好みに合わせて調整しましょう。

カードが配られ、勝負が決まる

ベットするとカードが配られますが、前述したようにディーラーにはホールカードがないので、自分の手札と見比べながら相手の次の手を予想しつつ、通常のブラックジャックと同様に「ヒット、スタンド、ダブルダウン、スプリット」を判断します。

今回は手札が「17」だったのでスタンドを選択しましたが、ディーラーもヒットして合計が「17」になったので引き分けでディーラーの勝ちという結果でした。

Double Exposure Blackjack以外のアレンジブラックジャック

Double Exposure Blackjack
	・ディーラーの2枚目のカードがオープンの状態。 ・プレイヤーのアクション選択がしやすい

まとめ〜通常のブラックジャックが飽きたらDouble Exposure Blackjack〜

今回はブラックジャックのルールをアレンジしたDouble Exposure Blackjackのルールや遊び方を紹介してきました。大きな違いはディーラーのホールカードがなく、2枚ともアップカードになっているという点でプレイヤーにとっては有利にゲームを進められます。

しかし、その分配当は「21」で勝った場合も他の数字で勝ったときと同じように2倍であったり、「21」以外の引き分けはディーラーの勝ちになるなど総合的に見るとバランスが取られているゲームです。

一概にどちらのゲームが勝ちやすいとは言えませんが、ルールが少し変わるだけでゲーム性も違ってくるので、ぜひプレイしてみてください。

また、ブラックジャックではチップコントロールと呼ばれる資金管理法があり、これをうまく活用すると勝率を高めることができます。ブラックジャック系のゲームをプレイするなら知っておいて損はないので、ぜひ以下の記事から詳細を確認してみましょう。

「チップコントロールについて知りたい方はこちら」