【カリビアンスタッドポーカー】ルールやゲームの流れをわかりやすく解説

カリビアンスタッドポーカーはその名のとおりカリブ海諸島のカジノで発祥したポーカーの一種で、プレイヤー同士ではなくディーラーとプレイヤーが1対1で勝負を行います。

一般的なポーカーと同様に5枚の手札を使ってより強い役を完成させた方の勝ちとなりますが、手札を交換することができないため運の要素が大きく、初心者でも気軽に楽しむことができるポーカーです。

この記事では「カリビアンスタッドポーカーってどんなゲーム？」「カリビアンスタッドポーカーで勝つにはどうしたらいいの？」とお悩みの方のために、カリビアンスタッドポーカーのルールや攻略法について詳しく解説していきます。

ジャック

カリブ海のカジノが発祥だなんて、なんだか格好良いね！でも手札を1枚も交換できないなんて、完全に運任せですぐに飽きちゃいそうだなぁ。

キング

まだまだ青いな。運任せに見えるシンプルなゲームこそ実は奥深いものなんだ。百聞は一見にしかずと言うし、早速カリビアンスタッドポーカーのルールやゲームの流れ、攻略法について説明していくぞ！

カリビアンスタッドポーカーの基本ルールと流れ

ここではカリビアンスタッドポーカーのルールとゲームの流れについて解説していきます。カリビアンスタッドポーカーの大まかなルールは以下のとおりです。

• 勝負はプレイヤーとディーラーの1対1
• 配られる手札は5枚
• 手札を交換することはできない

それでは実際のゲームの流れをみながら、ルールを詳しく説明していきます。

【1】チップをかける

カリビアンスタッドポーカーのテーブルに着席したら、最初に「アンティ」を支払ってください。アンティとは参加料のことで、アンティを支払わなければゲームに参加できません。

カリビアンスタッドポーカーではアンティの他に「コール」「ジャックポット」というベッティングのバリエーションがあります。それぞれの意味合いは以下のとおりです。

• コール：アンティの2倍のチップをベットして勝負を続行する
• ジャックポット：完成した役の強さに応じて予め決められた割合の賞金がジャックポットから支払われる

ジャック

ジャックポットがあるなんて、まるでスロットみたいだね！ポーカーなのにジャックポットを搭載してるなんてお得なゲームだな～。

キング

たしかにジャックポットといえばスロットのイメージが強いが、ジャックポットはポーカーが起源であるというのが定説だ。詳しくは後で説明するがポーカーのジャックポットはスロットほど便利なシステムではないから注意が必要だぞ！

【2】トランプが配られ、勝負するかどうか判断する

ベットが終わると手札が配られます。

ディーラーの手札は5枚のうち1枚だけがオープンした状態で配られるので、手札の状況をみて「コール」して勝負を続行するか、「フォールド」して勝負を降りるかを選択します。

また、勝負（コール）する場合は、アンティに賭けた2倍のチップをベットする必要があります。
フォールドするとアンティは全額没収されますが、余計な損害を抑えることが可能です。

【3】勝負

コールにチップをベットしたら、いよいよ勝負のときです。

プレイヤーの手札がディーラーを上回っていたらプレイヤーの勝利となり、アンティの2倍と完成させた役の強さに応じた配当を獲得します。

たとえば、アンティに$5を支払って$10でコールし、ツーペア（2倍配当）を完成させて勝利した場合の配当額は、$5x2+$10x2=$30となります。

プレイヤーの手札がディーラーを下回ってしまうと、アンティとコールにベットした賭け金は全額没収です。

また、ディーラーは手札にワンペア以上、もしくは「A」と「K」の両方を持っていれば勝負に参加できますが、そうでない場合には自動的に勝負を降りる決まりとなっており、ディーラーが勝負を降りた場合にはアンティと同額の配当を獲得することができます。

カリビアンスタッドポーカーの役の強さと配当

カリビアンスタッドポーカーにおける役の強さと配当は以下のとおりです。カジノやソフトウェアによって扱いが異なる場合があるので、必ず事前に確認してください。

役	名称	揃う確率	配当
	【ハイカード】 役なし。手札中もっとも大きな数字で勝負する	50%	1倍
	【ワンペア】 同じ数字のカードが2枚揃っている状態	42%	1倍
	【ツーペア】 ペアが2組揃っている状態	4.8%	2倍
	【スリー・オブ・ア・カインド】 同じ数字のカードが3枚揃っている状態	2.1%	3倍
	【ストレート】 連続した5つの数字のカードが揃っている状態	0.39%	4倍
	【フラッシュ】 同じスートのカードが5枚揃っている状態	0.20%	5倍
	【フルハウス】 スリー・オブ・ア・カインドとワンペアの組合わせ	0.14%	7倍
	【フォー・オブ・ア・カインド】 同じ数字のカードが4枚揃っている状態	0.024%	20倍
	【ストレート・フラッシュ】 ストレートとフラッシュの組合せ	0.0013%	50倍
	【ロイヤル・ストレート・フラッシュ】 10~Aまでが揃ったストレート・フラッシュ	0.00015%	100倍

ジャック

役が強ければ強いほど配当も高くなるなんて、とっても夢のあるゲームだね！はやく実践してみたいな～。

キング

通常のポーカーでは他のプレイヤーがベットした金額しか獲得できないから、かなりギャンブル性の強いポーカーだと言えるだろうな。エンパイアカジノなら無料で練習できるから気軽に挑戦してみるといい。

カリビアンスタッドポーカーのハウスエッジ

ハウスエッジとはカジノ側の取り分のことを指します。たとえばハウスエッジが$10のギャンブルに$100をベットした場合、$100の$10にあたる$10がカジノの利益となり、残りの$90がプレイヤーに還元されます。

カリビアンスタッドポーカーのハウスエッジはおよそ5%です。

オンラインカジノでプレイできるカジノゲームとしてはごく平均的な値ですが、宝くじのハウスエッジが約45%、競馬や競艇が約25%、パチンコが約15%であることを考えると、日本で遊べるギャンブルの中でもっとも勝ちやすい競技のひとつであると言えるでしょう。

【攻略法】カリビアンスタッドポーカーの勝ち方

カリビアンスタッドポーカーに限らず、カジノゲームの勝率を高めるためには確率論に基づいた論理的な攻略法に頼るのがいちばんです。

ペアもしくは上位のハイカードならコールする、ジャックポットにはベットするべきでないなど、さまざまな攻略法が語られていますが、それらはいずれも確率論的に見て正しい説であると言えます。

ここではカリビアンスタッドポーカーにおいて有効な攻略法について詳しく解説していきます。

ペアがあれば必ずコールを選択する

上記の表は役ごとの確率をまとめたものです。表のとおり、カリビアンスタッドポーカーにおいて約50%の確率で手札は役なし、すなわちハイカードとなります。

言い換えれば、何らかの役が完成する確率は50%しかないということです。

自分の手札にワンペア以上の役が揃っているとき、ディーラーは50%の確率で役がないわけですから、ペアがあった場合にはコールすることが勝利の鉄則となります。

ノーペアでもハイカードが強ければコールを選択する

それでは役が揃っていなければコールするべきではないのかと言うと、必ずしもそのとおりではありません。

先でも述べたように、ディーラーはワンペア以上もしくは「A」と「K」の両方が手札になければ勝負に参加できないというルールがあります。

プレイヤーのカードに「A」と「K」が揃っている場合に限り、ディーラーの手札がそれ以下であれば自動的に勝負から降りてくれるので、たとえ役なしでも積極的に勝負に参加することをおすすめします。

ジャックポットには基本的に賭けない

ジャックポットとは勝ち負けにかかわらず、完成させた役の強さに応じた賞金を獲得できるというものです。

前述の表を見ていただくと分かるように、スリー・オブ・ア・カインド以上の役を完成させられる確率はたったの3%しかありません。

つまり、ジャックポットにベットして利益を回収できる確率はかなり低く、安定して勝ちたいのであればジャックポットには賭けるべきではないでしょう。

まとめ〜カリビアンスタッドポーカーは初心者でも遊びやすい〜

ポーカーといえばプレイヤー同士の駆け引きにこそ魅力があり、ルールをおぼえたばかりの初心者には挑戦しづらいイメージですが、ディーラーと1対1で勝負をおこなうカリビアンスタッドポーカーなら初心者でも気軽に遊ぶことができます。

また一般的なポーカーとは異なり完成した役の強さに応じて配当を獲得できるので、運がよければ一攫千金も夢ではありません。

この記事で解説したカリビアンスタッドポーカーのルールやゲームの流れ、攻略法を参考に是非挑戦してみてください。

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