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カウンティングはブラックジャックやバカラなどで利用される攻略法で、未使用のカードの中身を予測してゲームを有利に進める方法だ！本場のカジノでは記憶力が必要になるが、オンラインカジノならメモを取れば簡単に実践できるぞ。

ブラックジャックのカウンティングとは？

カウンティングとは、場に出たカードからシューに残っているカードを予測し、次の手を推測する攻略法です。前述していますがランドカジノでは禁止しているところもあるほど効果の高い攻略法です。

正確にカウントするためには、メモとペンが必須で、尚且つシューがリセットされるタイミングからスタートする必要があります。そのため、カウンティングは、本場カジノよりもディーラーに見られていないオンラインカジノが有効です。

参考：オンラインカジノとは？違法性から魅力・仕組みなど徹底解説

ブラックジャックのカウンティングはなぜ成立するのか？根拠と理由

ブラックジャックでは「10、J、Q、K」を全て「10」として計算しますが、「21」に近づけるためにもシューの中に「10」以上の数字のカードが多く残っているほどプレイヤーにとっては有利です。

ただし、手札の合計値が「11」以上であればバーストする可能性が高くなるので一概には言えません。

これはディーラーにとっても同様で、「10」以上が多く残っている場合はディーラーにとって有利な場合もあります。

つまり、ブラックジャックというカジノゲームでは「10」というカードが重要になります。そのため、カウンティングによってシューに残っている「10」のカードの枚数を予測することで、勝率が高まるのです。

これが、ブラックジャックにおいて、カウンティングが有効とされている理由です。

ブラックジャックのカウンティングのやり方

次にカウンティングのやり方について解説をしていきます。基本的には各ゲームの出たカードを記録していくのですが、プレイと平行しながら全てのカードを詳細に記録するのは不可能です。

そこでプレイヤーにとって有利なカードが出たら「-1」、不利なカードが出たら「+1」、どちらでもないカードが出たら「0」と点数を記載していきます。有利、不利の判別方法については以下のグループを参考にしてください。

・強グループ

「A」「10」「J」「Q」「K」が出た場合は「-1」としてカウント。

・中グループ

「7」「8」「9」が出た場合は「0」とカウント。

・弱グループ

「6」「5」「4」「3」「2」が出た場合は「+1」とカウント。

これは自分だけではなく、他のプレイヤーやディーラーのカードも同様に計算する必要があります。以下の図を参考にカウンティングをしてみましょう。

まずは各プレイヤーの手札とディーラーのアップカードを元に上述した点数を振り分けていきます。例えば、「K（-1）」と「6（+1）」が手札にある場合は「1-1=0」という計算です。最後に全てのプレイヤーとディーラーの点数を計算し総計を出します。

上記の図では「-1」ですが、この場合は「10」の役割を持つカードが多く場に出ているので、数字の大きいカードは出にくい可能性があるという意味です。逆に合計がプラスとなるようであれば小さい数字のカードが多く場に出ているので、大きい数字が出やすくなります。

後は、この結果を踏まえて自分とディーラーの手札から有利か不利かを見極め、最適な判断を下すだけです。

また、カウンティングの方法は1つではなく他にもいくつかの種類があります。詳細は後述しますが、初心者でも実践しやすいのは点数の計算はせずに場に出たカードを感覚で把握し、強いカードと弱いカードどちらが多く出ているかで判断する方法もあるので、レベルに合わせて最適な方法を試してみましょう。

オンラインカジノを使って実際にカウンティングを試す

やり方がわかったところで実際にカウンティングを行い、どのような結果になるかを見ていきましょう。今回はエンパイアカジノでプレイできるライブカジノのブラックジャックで試してみました。

・1ゲーム目：合計-1

まずは正確に計算ができるようシューがリセットされた状態でゲームを始めます。次に手札が配られたら他のプレイヤーとディーラーのアップカードを見てすばやくメモ取りましょう。その上で自身のカードとディーラーのカードを見比べてスタンドやヒットなどの判断を行います。

また、各ゲームで算出した合計値は次のゲーム以降も累積で計算していく必要があるので、1ゲーム終わるごとに最終的な各プレイヤーとディーラーの合計値をメモしていかなければいけません。1ゲーム目の合計値は「-1」でした。

・2ゲーム目：+1（累積±0）

2ゲーム目以降も同様に手札が配られた瞬間にそれぞれのプレイヤーの得点を計算し、どのような選択を取るのかを判断していきます。その際に、1ゲーム目の合計値は「+1」なので、残りは数字の大きいカードが多く含まれていることを考慮してください。

また、ゲームが終わったら1ゲーム目の合計値と2ゲーム目の合計値を合算合します。今回の場合は1ゲーム目が「+1」で2ゲーム目の結果は「-1」だったので累計の合計は「±0」です。

・3ゲーム目：-2（累計-2）

3ゲーム目は手札が「18」で、ディーラーはアップカードが「3」でした。2ゲームまでの累積合計値は「0」で、どちらが多いとも言えない状態だったので、ヒットはせずにスタンドを行いました。結果的にディーラーは「17」止まりだったのでこちらの勝ちです。

この調子で10ゲームほど続けてみた結果、最終的な勝率は5勝5敗で五分五分でした。これはプレイヤーの判断や運もあるので必ず勝てるわけではありませんが、手札が「12〜17」などの半端な数字の時にどうするかを決める判断材料になります。

以下では各局面でどういう判断をすべきかまとめていくので、参考にしてください。

カウンティングの集計がプラスの場合

前述した例とは逆で合計がマイナスとなる場合は、シューの中に数字の大きいカードは少ないことになるので、「2〜9」のいずれかを引く可能性が高いです。しかし、「2」と「9」では差が大きすぎるので、「21」に近づけるのは難しくなります。

なので、無理にヒットをするよりもディーラーの手札を見ながら相手のバーストを狙うほうが勝率は高くなります。このようにカウンティングでシューの中を予想しながら戦略を練っていきましょう。

また、今回紹介したエンパイアカジノはライブカジノの種類が豊富なカジノなので、ぜひカウンティングの練習に活用してみてください。

ブラックジャックでカウンティングを使用する際の3つの注意点

今回のカウンティングテクニックは、実践できるようになると有利にゲームを進めることができますが、万能の攻略法ではなく、いくつか注意すべきポイントがあります。ここではその注意点を解説していくので、頭に入れておくようにしましょう。

カウンティングは終盤まで効果が現れない

カウンティングはシューの中を予想して戦略を立てていく攻略法です。そのため、ゲーム序盤のシューが大量にある状態ではあまり効果を発揮しません。それよりもゲームが終盤になり、シューの枚数が減ってくると正確性の高い予測が立てられるようになります。なので、序盤は様子を見ながら正確な集計に専念し、後半でそのデータを元に戦略を立てるという戦い方がベストです。

オンラインカジノで使用するならテーブルゲームよりもライブカジノが吉

オンラインカジノのテーブルゲームは1ゲームが終わるごとに使ったカードがシューに戻されシャッフルされるのでカウンティングはできません。しかし、ライブカジノであれば一度使ったカードは捨てられ、シューには戻らないのでカウンティングが使えます。ランドカジノもメモができなかったり、カウンティングを禁止している場所もあるので、ライブカジノが最適です。

デック数を確認する

デックとは52枚入りのトランプ一組という意味です。ライブカジノのブラックジャックなどは主に2デック以上を使用し、場に出たカードは使い捨てるというルールになっているのでカウンティングが使えますが、最近では防止策として1デック（シングルデック）しか使用しないケースも増えています。

この場合、場に出たカードが直接シューに戻されてしまうとカウンティングは使えませんが、カードが使い捨てであれば後述する難易度の高いカウンティングであれば適用できるので、事前に確認をするようにしましょう。

様々なカウンティング

カウンティングにはいくつかの種類があり、必ずしも前述した方法だけが全てではありません。ちなみに前述したのは「ハイローシステム」という方法です。ここでは他のカウンティングの方法についても解説をしていくので、実力に合わせて使い分けてみてください。

カジュアルシステム

カジュアルシステムは先にも少し触れた初心者向けのカウンティング方法です。やり方はハイローシステムのようにメモを取るのではなく、数値が高いカードが多く出ているか、数値の小さいカードが多く出ているかを感覚的に捉えて判断する方法です。

上記のように数字の大きいカードが多く出ている場合は、自身の手札に合わせて積極的に攻めるという方法もあります。ただ、この状態が数ゲーム続くようであれば、以降のゲームは小さい数字のカードが連続して調整がしづらくなるので、ディーラー有利と判断してベット金額を少なくするのが得策です。

逆に数字の小さいカードが多く出ていればプレイヤーに有利と考え、状況に合わせてダブルダウンなどをしてみましょう。これまあくまでも入門レベルの方法なので、慣れてきたら他のカウンティングも試してみてください。

K-Oシステム

K-Oシステムは「ノックアウトシステム」と呼ばれていて、カジュアルシステムと同じく入門レベルですが、点数の集計をする必要があるので難易度は若干高めです。

また、ハイローシステムとは点数の計算方法が若干異なり、「8」と「9」を「0」と計算し、「2〜7」までは「+1」と計算します。慣れないうちはハイローシステムとごちゃごちゃになるかもしれませんが、こちらの方が考え方はシンプルです。

場に出ているカードの合計数値が「+2」以上であれば、シューに残っているのは数字の大きいカードになるのでプレイヤーに有利と判断し、ヒットやダブルダウンなど積極的にベットをしていきます。逆に「-2」以上であればディーラーに有利と考えて、相手のバーストを狙った慎重なベットをするだけです。

上記のような場合はプレイヤーに有利と考えて積極的にベットします。

レッドセブンカウント

レッドセブンカウントは中級者向けの方法で、基本的な集計方法はハイローシステムと同じです。ただ、「7」の扱いだけが異なります。黒の「7」は同じように「0」として計算しますが、赤の「7」は「+1」しなければならないので注意しましょう。

また、合計を計算する際も少し特殊で「デックの数×-2」をした数を基準にして計算をします。デックの数は基本的には6つとなるので、「-12」に場のカードの合計数値を加えるということです。

ゲームを繰り返していくと累計の合計値は変動していきますが、合計値が「0」に近づいていくほどチャンスになります。具体的には以下のような戦略もありますが、少し複雑になるので基本的にはチャンスが来たら積極的にベットすればOKです。

デックが1組、または2組のゲームの場合、合計値が「0」以上になったらインシュランスを使う
合計値が「0」以上で、「ディーラー16、プレイヤー10」あるいは「ディーラー12、プレイヤー3」の場合は必ずスタンド
合計値が「2」以上で、「ディーラー12、プレイヤー2」あるいは「ディーラー15、プレイヤー10」の場合は必ずスタンド
合計値が「2」以上で、「ディーラー10、プレイヤーA」の場合は必ずダブルダウン

ハイオプトワン

ハイオプトワン（Hi-OPTⅠ）も中級者向けの方法で、1デック（シングルデック）のゲームでしか使えません。集計方法はハイローシステムのやり方を少し変えた形式で、「A」と「2」を「0」として計算します。

また、この他に「サイドカウント」と「トゥルーカウント」という数値の計算が不可欠で、サイドカウントは「1」、「11」どちらにも流用できる「A」をより正確に計算するために求める数値です。

計算方法は、シューの残りが半分になった時点で「A」がそれまで1枚も場に出ていなければ合計値に「+1」を加え、2枚以上配られていれば合計値から「-1」を引きます。

トゥルーカウントは期待値という意味で、計算方法はサイドカウントを加えた合計値をその時点で残ったシューの枚数で割るだけです。例えば合計値が-2で、シューの残りが20枚であれば「-2÷20=-0.1」、合計値が+3で残りのシューが20枚であれば「3÷20=0.15」となります。

トゥルーカウントは数値が大きいほど残りのシューが少なく、数値がプラスであれば残ったカードは数字の大きいカードという意味になるのプレイヤーにとっては有利です。逆にマイナスの大きい数値になる場合は、残り少ないシューの中には数字の小さいカードしか残っていないので、積極的なベットは避ける方が良いという指標になります。

ハイオプトツー

ハイオプトツー（Hi-OPTⅡ）は上述したハイオプトワンをより複雑にした上級者向けの方法です。これは他のカウンティングとは計算の仕方が異なります。

「10」「J」「Q」「K」は「-2」

「A」「8」「9」は「0」

「2」「3」「6」「7」は「+1」

「4」「5」は「+2」

というグループに分けて計算をします。合計値の計算ができたら後はオプトワンと同じくサイドカウントを計算して、トゥルーカウントを求めるだけです。得点の配分が細かくなった分、より集中して計算をしなければいけませんが、他のカウンティング方法と比べてもペイアウト率が高い方法になります。

ゼン

ゼンはハイオプトツーと少し似ていますが、こちらも計算の仕方が異なります。

「10」「J」「Q」「K」「A」は「-2」

「8」「9」は「0」

「2」「3」「7」は「+1」

「4」「5」は「+2」

以上が合計値を計算する際の数値です。また、ゼンはサイドカウントを計算する必要がなく、直接トゥルーカウントを求めて期待値を判断します。

ハイオプトツーと同じく上級者向けですが、サイドカウントが無い分、ゼンの方が計算しやすいという人もいるので、こちらも基本のカウンティングに慣れたら試してみてください。

まとめ〜カウンティングは万能ではない〜

今回はブラックジャックやバカラなどで使える攻略法としてカウンティングを紹介してきましたが、注意点からもわかるようにこれは万能な必勝法ではありません。特定の状況下でしか使えない方法もありますし、どんなにミスなく活用したとしても確率論で外してしまう可能性があります。

ただ、バカラのようにプレイヤー、バンカーどちらに賭けても勝率が1/2となるようなゲームではカウンティングをして確率の高い方にベットするのが最善です。まずはハイローシステムやカジュアルシステムなど簡単なカウンティングから練習し、やり方をマスターしましょう。

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